開業3年目|想いを込めて届けるハラスメント研修
- Tatsuya Kubota
- 4月28日
- 読了時間: 3分
先月おかげさまで、無事に開業届を提出してから丸2年が経ちました。
節目の日、ありがたくも群馬県にてハラスメント研修に登壇させていただく機会をいただきました。

今回の研修では、ハラスメントの基本的な知識にとどまらず、
「ハラスメントと訴えられるのが怖くて、指導がうまくできない💦」
そんな悩みを抱える管理職・リーダーの方々のご相談も多く受けている経験から、
ハラスメントにならない指導の方法や、 信頼関係を築く相互尊重のコミュニケーションの取り方についてもお伝えしました。
ワークやロープレを交えた実践的な内容に、参加者の皆さまも熱心に取り組んでくださり、
🔶 「これなら明日から安心して部下指導できそうです!」
🔶「二年連続同じテーマだったけど、切り口が全然違っていた。非常にわかりやすく内容がスッと入ってきた。」
🔶「明るく熱意のある先生で、楽しく学べました。」
🔶「また来年も久保田先生にお願いしたい!」
といった嬉しい感想もたくさんいただきました。
ハラスメント研修に込める想い
実は、ハラスメント研修には特別な思い入れがあります。
それは、私の姉がかつて上司からのパワハラを受け、 うつ病を発症し、二度も自殺未遂を起こすという とてもつらい経験を、家族として目の当たりにしたからです。
明るく、家族想いだった姉が、 仕事での理不尽な扱いによって心を深く傷つけられ、 常に虚ろな表情になり、命さえ危うくなったあの日々を、私は決して忘れることができません。
(姉は今、とても元気です!人は何度でも再スタートできることを力強く教えてくれています。)
だからこそ、私はハラスメント研修の最後に、必ずこう伝えています。
「誰もが家に帰れば、大切な家族の一員です。 尊敬されるお母さん、お父さん、 大切に育てられた子どもたちです。
そんなかけがえのない存在を、 ハラスメントなんかで苦しめてはならない。」
このメッセージは、どんなに時代が変わっても、必ず伝え続けていきたい、
私にとっての原点です。
全ての出会いに感謝の3年目
開業して3年目。 ここまで続けてこられたのは、出会ってくださったすべての皆さま、 支えてくださった方々のおかげです。
これからも「働く人」と「その大切な家族」の健やかな生活のために、 一つひとつの研修に心を込めて、向き合っていきます。
3年目も、どうぞよろしくお願いいたします!
追伸:
今回の群馬県での研修も、素敵なご縁と、 参加者の皆さまの温かいまなざしに包まれた時間でした。
これからも、一つでも多くの職場に、安心できる空気を届けていきたいと思っています。
安心して挑戦できる環境が、生産性向上につながると確信しております。
(🔶執筆:保健師/公認心理師 久保田千紘)







コメント