福祉事業所のハラスメント対策、実地指導で問われても大丈夫ですか?|6/23 長泉町カスハラ研修開催のお知らせ
- Tatsuya Kubota
- 3 日前
- 読了時間: 2分
こんにちは。
開業保健師・公認心理師の久保田千紘です。
📣 まずはお知らせです
この度、2025年6月23日(日)に長泉町産業振興課・長泉町商工会が主催する
カスタマーハラスメント対策セミナーに登壇の機会をいただきます。

参加無料です。現場の声に即した、実践的な内容をお届けします。
「ハラスメント対策、やっています」と言えますか?
2021年度以降、厚生労働省は障害福祉・介護事業所に対して、ハラスメント防止措置の実施を義務化しました。
対策が講じられていない場合、実地指導や指定更新時に是正を求められる可能性もあります。
防止措置に含まれる内容は、以下の通りです:
• ハラスメント防止に関する基本方針の明示と周知
• 相談窓口の整備と職員が安心して利用できる体制づくり
• 職員・管理職向けの研修の実施
実際に、厚労省が作成した手引きやガイドラインにも、「研修の実施」は明記されており、行政側の監査チェック項目にも含まれています。
カスタマーハラスメントの放置が、職場を壊す
現場では、以下のような声が上がっています。
「“あのご家族”が来ると胃が痛くなる」
「“それくらい我慢して”と言われてしまう職場がつらい」
「自分を守ってくれる管理者がいないと感じて辞めた」
これらは単なる“職員の弱音”ではありません。
組織的な対応が不十分であるサインであり、離職やメンタル不調、人材確保困難といったリスクに直結します😭
組織として「やっているつもり」ではもう不十分
「うちはハラスメントが起きていないから大丈夫」
「困ったときは個別にフォローしている」
そんな状況も多いと思います。でもそれは、“見えないカスハラ”が表面化していないだけかもしれません。
職員の我慢や遠慮の上に成り立っている組織は、実地指導や職員アンケートで一気に課題が浮き彫りになります。
今こそ、現場を守る“仕組み”づくりを
今回のセミナーに参加をおすすめしたい方
• 事業所の経営者・管理者で「実地指導に備えたい」方
• 「職員が辞めない組織づくり」に本気で取り組みたい方
• カスタマーハラスメント対策が後手に回っていると感じている方
最後に・・・
ハラスメント対策は、職員を守るだけでなく、組織を守る経営判断です。
「義務だから」ではなく、“人を大切にする職場”としての信頼づくりのために、今できる一歩を一緒に踏み出しませんか?
6月23日、会場でお会いできるのを楽しみにしています✨
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